小児科とは子どもの診療を専門に行うところ。一般的な疾患の治療から、乳児健診や各種予防接種をメインに、赤ちゃんや子どもの患者さまの診療を行います。成長段階にある子どもの身体は大人とは異なるので、病気になったときには小児科独自の知識や技術を身に付けた専門医が治療に当たるべきで、そのために独立した「小児科」があります。
一方、小児科が対象とするのは、一般的に乳児から15歳(中学生)くらいまでとされていましたが、現在では「成人するまで」と小児科学会のガイドラインで改められています。つまり、赤ちゃんのときのかかりつけ医に、成長していく間、成人するまで診てもらうことが推奨されているのです。長い年月の間、一人の医師が同じ子どもを診ていくことはいろいろな面で有意義であり、実際当クリニックでも、中学生までは小児科で、その後内科へとそのまま通われている患者さまもいます。
また、当クリニック小児科では、横浜市からの委託事業で、〈ベイキッズ〉という病児保育室を併設しており、生後6カ月~小学6年生までの病気のお子さまをお預かりしています。
なお、現在、予防接種は、水曜日午後の小児専門外来にてのみ行っています。発熱の場合には、発熱外来への来院をお願いします。